いだてん

2019年1月6日から放送されたNHK大河ドラマ「いだてん」12月15日全47回完走しました。すごいドラマでした。個人と群衆、熱狂と孤独、光と闇、スポーツと国家、そして戦争。オリンピックを題材に様々な視点で描かれた濃密な時間でした。全ては私たちの今にもそのまま繋がっています。
音楽は大友良英、私はオープニングテーマに関してはオーケストラ編曲を担当。
2018年2月最初のデモを録音するところから始まり、いくつかのスケッチをやり取りしながらスコアを製作、10月に録音。実際のところ今回のテーマ曲は繊細なオーケストレーションを求められていたわけではないのですが多くのオーケストラ以外の演奏とどうやって両立させるかが最大の難関でした。最終的なトラック数すごいことになっていたと思います。
劇伴の録音は2018年9月から2019年8月にわたって何回か行われました。
私は主にストリングスやオーケストラ編成の編曲とピアノなどの演奏で参加しましたが作曲を担当したものもあります。
サントラに入っている曲もありますがそれ以外の曲もあるので個人的忘備録として作曲したものをリストアップしておきます。と言ってもタイトルだけで音は聞くことはできないのですが。

三島家
トクヨのテーマ1
トクヨのテーマ2  -サントラ前編に収録
トクヨ体操1
トクヨ体操2
グロリアス! - サントラ後編に収録
光と闇    -サントラ完結編に収録
軍国
ベルリン1
戦争と平和  -サントラ後編に収録
回想
組織委員会赤坂離宮
俺のオリンピック
立ち上がる東京 -サントラ完結編に収録
ランナー(大友良英、江藤直子)-サントラ前編に収録

ちなみにタイトルは打ち合わせ時のオーダーだったり、大友さんが付けてくれたものだったりですが、劇中ではタイトルとは関係なく使われていたりもします。
あ、私の記憶だとトクヨ体操1,2は使われてないかな。
それぞれの曲にアレンジ違いの別ヴァージョンがあったりもします。
ドラマ後半は時代の変化に合わせて楽器の編成も変わっています。

また何か書き足すかもしれませんが、記憶が苦手なので忘れないうちに。

2019.12.16
江藤直子

 

ブレメン+ライブ

ブレメン+ライブ
新たにCeroの橋本翼君を迎えなんとエレキギター4台。さわやかなカオス感を醸し出します。

9月15日(日)
open 19:00 / start 19:30
仙川Tiny Café
http://tinycafe.jimdo.com
山本直樹
白石亜紀彦
大津真
橋本翼(cero)

追悼ジョアンジルベルト

ジョアンの訃報。
多くの日本人と同じく(ホント?)、おそらく自分の人生で一番聴いたアルバム
「三月の水」(1973)

来日公演も5回行った
初来日の初日、開演時間が過ぎているのに「アーティストは今ホテルを出ました」のアナウンス。登場した時の割れんばかりの拍手。
2回目の来日、40分に渡るフリーズを含む4時間のライブ(おそらくベスト)。

残念ながら最後の来日は本人が体調崩してキャンセル。カエターノの「ジョビンは優れた作曲家だが、ジョアンは原子核だ」(出典忘れた)という言葉が思い出される。

ちなみに、「3月の水」のエンジニアは、元ウォルター・カルロス(ソロアルバムのスウィッチト・オン・バッハや、時計仕掛けのオレンジの音楽)。1972年に性転換してウェンディ・カルロスとなっている。
「3月の水」の収録曲の多くはチューニングが半音近く低い。これはウェンディがテープ速度を遅くした説と、ジョアンがその日の気分でチューニングした説があるのだがどちらだろう(3月の水の使用楽器はジョアンのギターと段ボールのパーカッションのみ)

3月の水、3曲目にAry Barrosoの「Na Baixa Do Sapateiro」のインストバージョン。ジョアンはそのコード進行を神がかり的なコード ヴォイシングで演奏している。

カエターノ・ヴェローゾは、そのヴォイシングを、傑作アルバム「Livro」においてブラスセクションで再現。アレンジはジョビンのファミリバンドのメンバーでもあったジャキス モレレンバウム

遠い響き by Giulietta Machine

【 ふたつのバンドのみっつの春の夜@東京】
☆Giulietta Machine:
江藤直子(pf,v) 藤井信雄(d) 大津真(g) 西村雄介(b)
2019年5月18日(土)吉祥寺Manda-la2
作詞: Phew
作曲: 江藤直子