Logic Pro付属のSpace Designerは、「コンボリューションリバーブ」や「サンプリングリバーブ」と呼ばれるタイプのリバーブです。空間のデータを保存した「IRファイル」(IR:インパルス・レスポンス・ファイル)をロードすることでリアルな残響を得ることができます。
Space Designerに、ギターアンプのギャビネット、マイクのデータを記録したのIRファイルをロードすることによりキャビネットシミュレータとして使用することもできます
ギターアンプのIRファイルを入手するには
多くのIRファイルが、有料、もしくは無料で公開されています。
IRファイルが入手できるサイトの例
IRファイルをロードするには
ローカルディスクにダウンロードしたIRファイルは次のようにしてSpace Designerにロードします。
1. Space Designerのポップアップメニューから「Load IR」を選択します。
2. 表示されるダイアログボックスでIRファイルを選択し「開く」ボタンをクリックします。
以上でIRファイルが読み込まれます。
Amp Designerと組み合わせて使うには
Logic ProのアンプシミュレータであるAmp Designerと併用する場合、Amp DesignerをSpace Designerの前段に挿入します。またAmp Designerの設定画面下部の「Cabinet」では「Direct」を選択してキャビネットをオフにしておきます。
インパルスレスポンスを録音するには
Impulse Response Utilityを使用するとリバーブやギターアンプなどのインパルスレスポンスを録音しIRファイルとして保存できます。
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