遅ればせながらアメリカンユートピア鑑賞

圧倒的な説得力に悶絶。還暦過ぎの親父(自分)的クライマックスはなんといっても「Once in a Lifetime」。そしてコンサートラスト「Road to Nowhere」でカタルシス。エンディングの「Everybody’s Coming to My House」合唱団バージョンもよいな。

ショーとしてそれほど入り込めないという人もいるけど、確かに楽曲として聞くと特にメロディがシンプルでゴスペル風アメリカンすぎるので、特に複雑なコードとかめくるめく展開になれた若者だとものたりないのかもね

インテリ、スノッブのイメージのある(偏見か?)あのデヴィッドバーン(とスパイクリー)が投票に行けとかBLMとかわかりやすすぎるメッセージをに盛り込んでいるのは、それだけ今のアメリカを含む世界全体に後戻り不可避な危機感があるからなのだろうか。ただ、ど直球すぎて、ちょっと引いてしまう人も少なくないのでは。それと客席の大多数が白人なのも気になる。

我々老人の体力維持のために、みんなでデイヴィッド・バーンの動きも毎朝やるとよいのではと思った。